ギター初心者の心得
すべてのギター少年、少女に捧ぐ
音楽に酔え
音楽を聴くのが嫌な人間はいるのだろうか?
大体は物心つく前、いやいやもう生まれる前から音楽を聴いてたかもしれない。
母親の子守歌に始まって、今はどんな音が心の中に響いてますか?
今は本当にいい時代で、聴きたい音楽にすぐたどり着けますね。
音楽を聴いて酔いしれて、歌いたくなって、弾きたくなって…
かつてのギター小僧がこれからギター弾こうってやつに捧げます。
聴く
もう聴いてるよね。
でもギター弾こうと思ったらもっともっと聴かなきゃです。
いいなぁと思った音楽聴きまくろう。
リズムを感じ、歌でメロディーを知って、ギターの音を、耳に、体に刻もう。
ギターの音を口ずさもう。
口ずさみながらエアギターがスタートライン。
頭の中ではギタリスト。
買う
ギターが欲しいってくらいまでなったら、迷わず買っちゃおう。
相談必要ない。あっ、お財布とは相談して(汗)
安物でもいいから。メーカーも気にしてる暇なんかない。
「ちょっといいやつ買おう」とか「どのメーカーがいいのか」って悩む楽しみは弾けるようになってギターをグレードアップする頃までとっておこう。
最初は、というか常にだけど、ギターに触ることが一番大事。
そして記念すべきあなたの初代ギターとご対面です。
弾く
ギターを手に入れたら…
はい!もう弾くに限ります!
「いやいや弾けないし」「初心者だし」っていうかもしれないけど、誰かに習うとしても、独学でやろうとしても、結局弾かなきゃ始まんないです。
弾けなくても弾くんです。失敗しても弾くんです。できずにブルーになっても、やっぱり弾くんです。
何回もバカみたいに失敗して、自分がみじめになって、それでも弾き続けたやつだけがうまくなる。
基礎なんていらない。
はじめから弾きたい曲弾けばいい。それがどんなに難易度高くても。
これは自分の経験ですが、弾き続けていると後で基礎の重要さが身に染みてきます。
うまくなってきて、バンドとか組んだりなんかして、ライブとかしてたら、嫌でも基礎の重要さがわかります。
結局、教則本どおり弾こうが、好き勝手弾こうがあんま変わんない。
おわりに
自分自身の話を少ししますと、中学の頃にギターを覚え、高校入る手前あたりで初代マイギターを手に入れました。
ギターを手にして、弾きたいのに弾けない歯がゆさがあったのを今でも覚えています。
そこから、自分が半分でも納得のいくほど弾けるようになった頃には、もうギター歴5年は過ぎていました。
当然毎日何時間も弾いてたわけではなく、極めて軽い趣味のノリでしたが、なぜかギターをやめることはなかったです。
ギターから「何事も好きで続けていると何とでもなる」と教わったように思えます。
これからギターを始めようと思ってるやつに何か言えるとしたら
「ギターが好きで弾き続けてたらギターは裏切らない」ってことですね。
下手と言われようが、弾けない曲があろうが、自分が弾いてて楽しけりゃそれだけでいいんです。